「そうなんだ」
「ごめんね」
笑顔を見せると女子達は顔を赤くして「全然いいよ」と言った。そしていきなり横から純太がやって来た。
「俺、今日は空いてるよー」
けど女子達の視線は冷たい。
「純太なんか誘ってないし」
「帰ろ帰ろ」
「何か、俺と海斗の扱い違くね…」
肩を落とす純太。俺は苦笑いを浮かべながら純太に声をかける。
「純太、今日部活無いの?」
「ああ。だから一緒に帰ろうぜ」
「いいけど、俺保育園に寄るぞ」
「おう!俺も付いてく」