父さん、父さんにはこれから色々大変だと思うけど、頑張って空悟の面倒を見てほしい。
母さん、俺は母さんの大切な空悟を守る為に今からそっちに行くよ。だから、どうか怒らないでほしい。俺がそっちの世界に行く事を…。
「では、やるでござるよ」
侍が刀を構えたのが分かった。
空悟、父さん、純太、ごめん…。そして、ありがとう。
「では、参る!」
俺の世界が終わる。
この時間で生きてこれて、お前と家族でいれて良かったよ…。
空悟。