「えっ?」
体が固まった……。
これって告白だよ…ね?
直人クンがめぐじゃなく………私に…。
「あのっ……
私は好きな人がいるの。
だから……あなたのキモチには………応えられない。
ホントにごめんなさい。」
直人クンなら分かってくれるよね?
もう気づいてんのかな……?
ギュッ………
気づくと直人クンに抱きしめられていた……。
私…どうしたら……。
「フられること分かってたから……
祐希だろ……?
でも俺ちゃんとけりつけるからさ、今はこのままでいさせて。」
分かってたんだ……。
だから………
それでも………
私に告白してくれたんだね……。
でも私たち気づけてなかった……。
まさかめぐたちが陰から見ていたなんて…!