「あったか〜☆
晴れてるっ♪」
「ホントね!!
もう春なのね♪
美空!あそこ桜咲いてるわよ☆」
「ホントだー!!
キレイ……散ってるのがまた絵になってるね★」
「そうね。
さっバスの時間間に合わなかったら大変だし早く行くわよ!」
「うん!」
タッタッタ……
「美空……この高校受けるのイヤだった??
お金の事でムリにイヤな高校受けさせるの悪いとおもったんだけどね…。」
「お母さん……」
ちゃんと分かってくれてたんだ……
私のキモチ。
「ほら。
高校は1番心に残る時だからね…。
好きな高校行きたかったでしょ??」
「そりゃあね。
でもそんなこと言い出したらきりないじゃん!!
それに私受かったからにはいーっぱい青春しようと思ってるし☆
お母さんたちの高校生活に負けないくらいいい思い出作ってギャフンって言わせてやるから!」
「美空…ありがとう。」
「もう!
せっかくの晴れ舞台の日にしんみりしない!!
ほら!
バス停着いたよ♪」
いつの間にか着いていた。
にしてもお母さん軽いキモチだったんだって思ってたけど案外しっかり考えてくれてたんだ!
こっちこそありがとうだよ……
よし!
こうなったら最高にenjoyしてやるんだから★