久々の愛しい人の声……



抱きしめられた安心感……




それが



全部



全部



祐希のモノなんだ…!





たくさん遠回りしたよね……。




たくさんあなたに泣かされたよね……。




そしてたくさんあなたを傷つけたよね……。





またあなたの腕の中に帰ってこれたのが夢のようで、私は祐希の腕の中……




誰にもバレないように一筋の涙を流した……―――





いつかあなたとホントの別れが来たとしても、



私はまた来世で






きっと







あなたと出逢い、






恋をするだろう……―――