「ここ…俺ん家。」




着いたのは、まだできたてに見えるキレイなマンション。





これから私は祐希の家に行くんだ…。




考えてると何てこと言ったんだって思う。




「怖くなった?
やっぱり帰るか?」




祐希はわざと私に試すようなことを言う。
でも、私は決意したんでしょ!



白川美空!!

逃げるな!!!



「もちろん行くもん!
ほら行くよ!!」



「はいはい。」





私たちは、





ゆっくり…





マンションに入って行った。