急いで走ったからすぐに屋上に着くことができた。




この扉の向こう側には直人がいるんだ……!!



ギィ〜



「直人……」




いた。
柵にもたれて空を見上げている。



やっぱ今傷ついてるんだろうな……。



今私が告ってもムリかなぁ…?



その時直人が私に気づき優しく微笑んだ。



そんなムリして笑わないでよ……


傷ついてるなら泣いてよ……


もっと私を頼ってよ……



私の入る隙なんて無いのかもしれない。


でも私も悔いの残らないようにしたい。



だから、





ちゃんと言うよ……