フッと母を見ると医者の肩を震える手でめいいっぱい掴んで訴えてる。


「 うそよ…うそようそようそよ! 羽月が そんな……………どうして うちの子なの? 」

ガタン っという音と共に 私は席を立ち



母を連れ 病院を 出た―