―夕方、また会いに行くよ― 春の青空、まぶしい太陽。 アタシを見ている気がする。 朝の光、 小鳥のさえずり、 すべてがね。 電車にゆらゆら揺られながら、 隣りに人が座るのを確認した。 「舞花ー!おはよーっ!!」 「おはよ。よっちゃん」