一哉は顔を離す。 一哉が…離れてく 「何かした?」 怒りがこみあげる。 「…したよ」 もう、一哉のほうを見れない。 一哉から顔をそらす。 「そんなん言ってくれないとさ、分かる訳ないじゃん」 「わかってよ!!!」 自分が発した言葉と声で 何もかも止まらない。 気持ちが、我慢できない 「は?だからー…」 「一哉の全部が嫌なの!!」