だって一哉はアタシの幼なじみ。





一哉から見てもアタシはただの幼なじみ





小さい頃から一緒に遊んだだけ。







「舞花何考えてんの?」




…また、考えてしまった





ダメダメ。今は一哉と一緒にいるんだから






「ん…そんな事、聞くの?」




「舞花のこと、知りたいんだよ」





何でよ…



こんな不安定な時に




アタシの心はドクンと波が立つ



高くて、大きな、波。