「え…18番だ」

18番・・・

14でも21でもない・・・

クジをぎゅっと握りしめた。

18番だったら

戸田くんのこと見ることもできない。

「はぁ・・・」

一気に肩の力が抜けた。

やっぱそう甘くないよね。

来月に期待しよう。


「アーユムっ!!」

親友のマユがこっちに来た。

「ねぇ、私戸田くんと隣同士になったんだ。」

え・・・うっそ~

マユ、いいなぁ。。。

「もー、マユずるいよぉ!私、めっちゃ離れてるんだからぁ!」

「なに怒ってんのよ。だから席変わってあげるって言ってるでしょ?」

「え・・・いいの?」

「いいの、いいの。アユムの為だもん。」

「ありがとぉ~、マユ大好きーっ♡♡」

「早く行っておいで」