私は部屋に入ろうとする真樹の背中を見た

そしたら思わず手がでた

「真樹…!」

真樹の腕を掴んで下を向く


掴んだは良いけれど伝える言葉が出てこない


「大学も………」

呟こうと気合いを入れる


「大学も一緒行こうな?」

私は真樹の声を聞いた瞬間顔を上げた


安心できる顔が見えた


そしたら安心して部屋に戻った