ベランダにおいてあるベンチに座ってアイスティーを一口。
体に染み渡って少し緊張が
和らいだ。
さっきの雷雨はどこへ行っちゃったのか空には満天の星空。
今日あったことを目を閉じて
思い出す・・・。
凄く幸せな時間だった・・・。
この幸せがずっと続けばいいのに・・・。
それは、どんなに願っても叶わないこと。
先生の隣にずっといたい。
先生の彼女になりたいんだ。
でも、それは叶わない。
流れ星に3回お願いが言えても
織り姫と彦星に願っても
叶うことはない。
考えると涙でてきちゃうな。
こんな気持ちになるなら、
先生の風邪を放っておけば良かったのかな・・・?
先生に恋しなかったら、
この気持ちをすることはなかった?
ネガティブな考えが止まらない。
星は綺麗なのに
私の心は真っ黒。
どうしても気持ちが沈んでしまう・・・。
「そんなとこで何泣いてるんだよ。」