先生が寝ている間に急いで夕食作らないと・・・。


スタミナって言っても
栄養素が高いとか消化しやすい料理になっちゃうと思うけどね・・・。


とりあえず、冷蔵庫から食材を出して料理を作り始めた。



でも人の家って何がどこにあるのか分からないから頑張って探さなきゃ・・・。






1時間後、無事に料理は出来た。
夕食はあまり食べれないと思うから、卵入りお粥。

保存用に3品作って冷蔵庫に
入れておいた。



先生の様子を見に行くと、
ベッドで苦しそうに眠っていた・・・。


あらかじめ用意してた濡れたタオルで顔を拭くと、
先生が目を覚ました。



「ん・・・柏木?」



「うん。ごめんね。起こしちゃって・・・。」



「いや、大丈夫。」



「お粥作ったけど食べれる?」



「あんまり食欲ないけど、食べれるよ。」



「じゃあリビング行こう?」



「ああ。」


そういってベッドから立ち上がった先生の足がふらついた。



「先生、大丈夫?」



「ああ。」


私は先生を支えながら
リビングに。