「そっか。澪ちゃんは偉いな。」
澪ちゃん。ってよばれて
顔が赤くなる。
録音しておきたかった。
「あ、そうそう。みおねーちゃん!今日ね、唯先生達がどうしても出掛けなくちゃいけない用事があって今日は帰って来れないって。」
「そっか。じゃあ、今日の
夕飯はカレーにしよっか?」
「やったー!」
「ねえ!隼人先生も食べようよ!遊んで~!」
子供達が先生にお願いを
する。
先生、忙しいからだめだよ。
っていわなきゃ。
「先生は疲れてるし忙しいからだめだよ。」
「え~!!」
不満そうな子供達の声・・。
「わがまま言う子はお姉ちゃん、嫌いだよ?」
「じゃあ、我慢する・・。」
「柏木、俺いくよ。」
「え、でも・・。」
「明日は休みだし、お前達を一人にはしたくないし。」
「本当に?じゃあ、駐車場あっちだから案内するね。」
「おう。」
「やったー!隼人先生と遊べるし一緒だー!」
子供達がきゃいきゃいしてる。よっぽど嬉しいんだね。
「みんな、よろしくな。」
「うん!」
「じゃあ、みんなは先に戻って玄関の靴とかを整理してきてね!」
「は~い!」
足早に去る子供達。
るんるんしちゃって・・。
まぁ、私も嬉しすぎて緊張しすぎてどうにかなりそうなんだけどね。
「先生!駐車場こっちだよ。」