「そう?」



「ああ。毎日その姿で料理を作ってくれるお前を想像したよ」



先生はそう言って私に微笑む。



「そんな風に出来るように頑張るから、ずっと傍にいろよ?」



「先生が嫌って言っても傍にいるからね」





ずっと一緒にいたい。





先生もそう思っていてくれていて凄く嬉しい…。



その後、冷めない内に一緒にご飯を食べて今はテレビを見ながら二人で休憩中…。



前は先生の風邪の看病をしていた時にテレビは面白くなくて、その後雷雨が来て…。



「あの時は付き合えるとは思ってなかったよ」



「私も!」



何度か雷を我慢してたけど停電して我慢できなくて先生が寝てるベッドの隣に座ったんだっけ…。



「あの看病がなかったら付き合えてなかったかも…。あれで距離が一気に縮まったよね」



「俺の横でお前の声がした時はかなり焦ったよ。俺、何かしたかもって」



切り裂くような雷が落ちて怖くて思わず叫んじゃったら先生が気づいて起きてくれて抱き締めてくれたよね…。