そう言い切った私に三人は目を見合せ
私が想像すら出来なかった言葉を発した
「…今、なんか聞こえた?」
「ヤダッ…やめてよ!私そうゆうの駄目なんだってば!」
「……でも、微かに聞こえたよね?」
まるで私がいないよう様な
そんな会話が続いていた
もう…終わった
私の存在すら否定する三人を見てそう思った
色々な事がグルグルと頭の中を駆け巡るけど何一つ整理出来なくて
“辛い”なんて一言では済まされない様な
でも例えようが無い感覚だった
ただ……助けて
それだけが唯一頭の中に出て来た…ちゃんとした言葉だった