部屋に入り、猛烈な勢いで扉を閉め、鍵もかける。



自分のベッドの上に携帯。


こんな状況、テレビだったら警察なんかに電話するのかもしれないけど、恐怖に支配された私は、何故かそれより母親の顔しか頭に浮かばなかった。