「…ごめん唯、……あれは……」
翔也の言葉がつまる。
「………唯、ごめん!あれにはっ」
「聞きたくないっっ!!」
翔也が言いかけてた途中で、私が口を挟んだ。
「聞きたくない……言い訳なんて…」
自分がもっと嫌になる。
ごめんね、翔也。
私がこんなんだから。
「ごめん」
翔也は『ごめん』しか言わない。
聞かない私がいけないんだよね。
でもね、翔也…
私はまだ―――
翔也の言い訳が聞けないみたい――
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…