「とにかく!唯は坂田君の彼女なんだからさぁ!自信持たなきゃ!」


…自信……

持っていいのかな?






『うわぁ!今日も城川さんキレー!憧れる…』

『スタイル良すぎ!私もあんななりたぁい!』

『脚長ぁぁ★』


教室の隅から聞こえる。



シロカワさん??





「なになに?」


「ああ、城川レミだよ。あれ」


ひかりが廊下を指差す。


そこには…



整った顔にモデル並みの背の高さ。

上手に巻かれた茶色い髪。





………私と…



すべてが全く逆のそれはそれはきっれぇーな美女。