「唯~!一緒いい?」

紗希がお弁当を抱えて走ってきた。


「あ、こないだ話してたひかりちゃん?」


「うん!そう!」


紗希にはよくひかりの事を話す。

そのたび紗希はひかりと仲良くなりたいと言っていた。



「一緒食べていい?」


「もち!紗希ちゃんでしょ?よろしくね!」


「紗希でいいよぉ!こっちこそよろしく!」


「うん!私の事もひかりって呼んで♪」


「ありがとー♪」


これぞ友達の輪だね!



「あのテーブルで食べよっ!」


「おっけー!」





紗希、ひかり、私、翔也、横村君……

にぎやかぁ~

そして私達はちょうど5人用の空きテーブルに腰掛けた。