「あのね、小学校同じだったの。
…途中までだけどね。
家も近くて、軽い幼なじみみたいなやつかなあ?」
城川さんは、ヘラヘラと話しているけど、すごく切ない顔をしてる。
「小学…4年ぐらいの頃からあたしは翔也が大好きで、たぶん翔也も私の事好きって思っててくれたはず…」
私の知らない翔也の過去。恋。
「たぶん両想いで、小さかったあたし達なりに一生懸命恋してた。
けどね、小5の春休み、あたしは引っ越した。今のこの場所に。」
なぜかわからないけど、泣いてる私。
城川さんも辛いんだ…。
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