すると、少し体をずらし夜琉の方を向くと



「夜琉さん。



由莉さんを連れ戻してくれて、ありがとうございますー…



心から願っています、2人の幸せを。」




そう言うと頭を軽く下げ立ち上がり皆の元に戻っていった。




颯わ私達に何も言わせてくれなかったけど、颯の強い想いを感じた。



礼を言うのわ私の方なのにー…


そう思いながら颯の後ろ姿を見ていると、今度わ侑がこちらに来た。



そして颯と同じように膝立ちをする。



そして侑わ私の目を真っ直ぐ見て言った。