「ご、ごめんなさい…。」 「…いいよ。でも俺、待ってるからさ。」 ポンポン、と私の頭を撫でてくれた。 「じゃあな。明日も学校だろ?」 「こ、子供扱いしないで下さい!」 「子供だろ。じゃな。」 そう言い捨てて去ってしまった。 「…パパ。あたしもうちょっと頑張るね?」 少し気持ちが楽になった。