「怖かっただろ。とりあえず車来い。」 「あ、あの…。」 「ん?」 「助けてくれてありがとうございます…。私…私っ…。」 ふわっ 「…え?」 「俺がいるよ。だから、もう怖がらなくていい。」 「こ、浩太さん…。」 「いいよ。泣いて。」 「う、うわぁぁぁぁ!!うわぁぁぁ!」 沢山泣いた。 沢山沢山しがみついた。 沢山励ましてもらった。