「…ここは…?」





目の前には真っ白の天井。




いまいち現状が理解できていない俺。





「礼人!!」





ビクッ!




突然視界に穂乃香が入ってきた。





「なんでもっと早く起きないのよ!心配したでしょ!?」





泣きながら叫ぶ穂乃香。





「一体俺…っ!!」





頭に刺すような痛み。





そしてそれと同時に、俺は全て思い出した。






「!!古城は!!??」