「目、目が回る…。」 俺はほぼ気絶状態。 キキーッ!! 「うわっ!!」 「赤い車がとまったぞ。」 「えっ、あ、ありがとうございました!!」 「いいって。お金はいらない。」 「え!?で、でも…。」 「大きくなって、君が好きな人を守れるくらいになったら…頂こう。」 「あ、ありがとうございますっ!!」 陽太郎と同じくらい優しい人だった。 「じゃ、行って来ます。」 「礼人君。これを」