「あ、あぁ!」 俺も立ち上がる。 的をよく見て…。 「ーーっ!」 バシュ! 「あー…。」 俺の投げた弓は見事に的の横に的中。 「礼人!もう少し肩に力入れないと…。」 残念そうな穂乃香の顔。 「了解!次は当てるから。」 「うん!」 この日は結局朝練なんてなかったんだ。 穂乃香はなんで俺と2人でいたかったんだろうか…。 まさか…な。