「あ、…若社長さんの…。」 名詞が床に落ちていた。 「崎元浩太…。浩太さんか。」 どんな人なんだろ。浩太さん。 優しそうな…俺様なような…。 お父さんとどんな関係があったんだろう。 「でも…今更だし。」 名詞をポケットにしまった。