「…ん?」 ここ…どこ…。 「!!!」 がばっ 「あ、起きた?」 「木崎君…なんて事するの!?」 「何って…。眠らせただけだけど?」 「眠らせただけって…どういう事か分かってるの!?」 「分からないさ。この僕でも。」 な、何言ってるんだ…。この人は。 「でも。俺は相坂が好きだ。崎元なんて譲らない。」 「や、やめて!家に帰らせて!」 「え?もう夜の11時だけど?大学はこんな時間に終らないよね?」