「おはよう!!


昨日はまじどうしたの!?何も言わずに消えたりして!!携帯も繋がらないし、誰かに拉致られでもしたのかと心配したんだから!!」


「あー…大丈夫×2
ちょっと体調悪くなっちゃってさ。

ごめんね。電池切れてて…」


「ならいいけど………」


ズキッ…

下半身が鈍く痛んだ。
心も一緒に痛んだ…



私は昨日、
体も翼に奪われたのだった。






  ♪


グイッ…


ドサッ。


「嫌…こんなのやだよ…


…翼君??」


「…。」


翼君は何も言わずになれた手つきで服を脱がし、私の体を愛撫しだした。


…翼君も絶対したことないから2人で1から一緒に勉強しようって思ってたのに…



私…裏切られたんだよね。


そう思うとなんだかいきならすべてがどうでもよくなって、抵抗するのをやめて、身を任せた。



トイレの鏡の前に立って、自分の鎖骨を移す。

赤い内出血がくっきり…

キスマーク…おそらくクラブでつけたのだろう。