そして、中３の時、１つ下の２年生のバスケ部の男の子のことが、気になった。

でも、その男の子も、バスケ部のマネージャーと付き合い始めた。

またか・・・。

また、マネージャーっていう存在が、邪魔をした。

運動部と文化部・・接点は無い。

運動部の人って、何となく、文化部の人を馬鹿にしていると思う。

文化部＝冴えないっていう。

それに、運動部のマネージャーって、男子からも女子からも、ちやほやされて、アイドル的な存在で扱われる。


それに憧れているんじゃない。

でも、惨めな失恋は、もうしたくない。

２度の『失恋』が、マネージャーっていう存在に対する、大きなトラウマになっていた。


だから、私は決めた。

高校に行ったら、
絶対に、
運動部のマネージャーになってやるんだ、と。