私はネックレスをつけカツラを取りながら憬に電話した
[もしもし…]
『憬…今から言うケー番の居場所5分で調べてくれ』
[は?急になんだよ]
『龍翡たちがあいつらに捕まった』
[龍翡って青龍のか?]
『あぁ…時間がねぇんだ』
[ったく…分かったよ!3分で調べられるよ…総長]
『…憬もありがとな』
[調べが終わり次第そっちに行く…後着替えもな]
『さすが憬!』
[何年の付き合いだと思ってんだ]
『だな!じゃ…待ってる』
ブチッ…
「梓…お前に渡すもんがある…」
そう言って一枚の封筒を渡してきた
『…っ!?泰稀これ…』
「本もんだよ…その資料は…」
泰稀から渡された資料にはとんでもない事実が書かれていた
♪〜…
ケータイがなり通話ボタンを押した
[校門に着いたぞ]
『分かった』
ブチッ…
電話を切ると泰稀と向き合った
『泰稀…今日で1年前の事蹴りつけるぞ…』
「あぁ!」
そう言って拳同士をぶつけた…―