「お前ら…負けたんだからバスケ部は廃部だな」


近づくとかなり威張っていた


『教頭。約束は守って貰いますよ』


「ふっふん!いったい何の話だい?」


『は?約束しましたよね』

「さぁ?どうでした「いい加減諦めたらどうですか?教頭」


「きっ君は新任のっ」


「こんなに沢山の生徒がいて…見苦しいですよ」


そう言われた教頭は顔を真っ赤にした


「うぐっ…」


『教頭…バスケ部の廃部を取り下げてください』


「な!?しかしバスケ部は問題を起こした。また同じ問題を起こしたら我が校のイメージが…『そうやって問題を起こす奴を切り捨てるつもりなんですか?』

「当たり前じゃないか!?」


『当たり前…今当たり前って言いいましたね』


「あぁ言ったとも!」


『問題のある奴はここにはいらないってことですよね』


「そうだ!問題を起こすような奴はいらん!!!」


『じゃぁ…あんたが辞めろ』


「何だと!?」


『まぁ…俺が言わなくても決まってることだけどな…だろ?ばぁちゃん』


「学校では理事長と呼べと言っとるだろうが!!!」

やべっ!!!つい言っちまった…

ばぁちゃんを見ると鬼の形相になっていた


『すいません…』


周りはばぁちゃんとのやり取りをポカンと口を開け見ていた


「ばぁちゃん!?一体どういうことですか!!!理事長」


「その事は理事長室で話す。さっさと来んか!!!」

「はいっ!!!」


教頭は背を丸めてばぁちゃんに付いていった