それはまだ高校2年目の暑い夏のこと…―
ミー…ンミー…ン
『あ゛ぢ―…』
「おまえなぁ…女なら女らしくしろよ」
『うっさい!泰稀』
バシッ…
「いってぇ…」
皆さんはじめまして!
縋瀬梓です
今不良が溜まる高校《儕神せいじん高校》の高2
この高校の理事長は私のじぃちゃんがやってるんだ ちなみに《鳳凰》っていう関東No.1の族のたまり場でもある
「お前。本当に色気ぜろだな」
こいつは《鳳凰》の総長 汰惺泰稀
見た目はかなりヤバイけどかなりいいやつ
私の幼馴染みでもある
『うるさい。』
「お前が《鳳凰》の総長やってた時は色気がム『だまれ…泰稀になんと言われようと戻るきはない。』
「梓…あの時のことは梓が悪いんじゃない…」
『もうその話はするな…』
私は1年前まで《鳳凰》の総長だった…
私は通称《紅い朱雀》
でも…ある事件をきっかけに総長を《紅い朱雀》を捨てた…
「梓…もう一度戻ってくれよ…みんなもそれを望んでるんだ」
『泰稀…』
ガラ…―
「梓と泰稀!理事長が呼んでるぞ」
こいつは幹部の1人
西嶋空 かなりうるさくてめんどいやつ…