そして今…―


彪雅さんと二人でクラスに向かっていた


『彪雅さん…』


「何…?」


めっちゃにらんでますよ…

『…まだ怒ってるんですか?』


「…。」

無言!?


『どうすれば機嫌が良くなるんですか?』



「じゃぁ…かき氷とアイス」


かき氷とアイスってガキかよ…


『2つも食うんですか!?』


「文句でも…?」


『いえ…ありません。』

「そ。じゃあとっとと歩いてくんない?遅れる」


ムカッ…


『はいはい。どうもすみませんねぇ。歩くのが遅くて!』


嫌みったらしく私は彪雅さんに反発した


「本当。のろま」


こいつ…マジでうざい!
絶対こいつみたいにはなりたくないっ!



そんな言い合いをしている内に教室の前にたどり着いた



「呼んだら入れ。」


『は〜いっ』


教室に入る直前彪雅さんは衝撃的な一言を発した