side病室

「ありゃりゃ…もう行っちゃったよ」


一人取り残された章次さん


「まったく…本当にそっくりだな…」

そう言いながら窓を開け空を見上げた

「お前らの子供は…よぅ…」

章次さんの表情は懐かしむようにとても悲しみを表していた


「だからこそ心配なんだよ…なぁ…那智…泉…」


…――――
…――