「涼くん!!」

なんて言いながら嬉しそうに抱き着いている結菜。

「結菜、お前抱き着く癖やめろ。」

なんて言いながらも嬉しそうに微笑みながら結菜を見ている涼ちゃん。

なんだかんだ2人ってバカップルなんだなぁって思ってしまう。

「あたしご飯作ってくるからみんなリビングにいてね。」

私わそう言うとキッチンへ行った。

「由香ちゃん?俺手伝おうか?」

振り向くとそこにわ敬浩くんがいた。

「えっ?いいよ、あとわ焼くだけだし。敬浩くんわお客さんだし。」

と言ってリビングで待っていてもらうよう話す。

「いや、あいつら…」

リビングへ目をやるとやっぱり結菜と涼ちゃんわらぶらぶしていた。

敬浩くんも居づらいよね。手伝ってもらおう。

「じゃあ取り皿とか準備して下さい。食器棚にあるからお願いします。」

なんかキッチンに2人で立つのって緊張する…。なんだか新婚さんみたいで恥ずかしい。