声が聞こえた方を振り向くと柏木さんが腕を組んで立っていた。

「柏木くん…」

切なそうに声を出したのわ意外にも莉奈さんだった。あれ…?莉奈さんって…。

「この子バイトだからあんまりイジメるな。」

そう言いながら私に近づいてくる。なんとなく身構えると柏木さんわふっと笑った。違う違う、まるでさっきの雰囲気が嘘みたいに違いすぎる。

「あっあの…?近いです。」

柏木さんとの距離があまりにも近くて近いですと訴えるが中々どいてくれない。

「佐藤さんって可愛いよね、彼氏いるの?」

「いやあの…」

私わ戸惑いながら答える。誰か来てこの空気変えて下さい!!結菜結菜〜。

「柏木くん!!!!」

た、助かった。そこへ来たのわ桜さんだった。

「桜か…何か用?」

「あんたが勝手に出てっちゃうからでしょ?それに莉奈も怖い顔して佐藤さんイジメて。」

桜さんと莉奈さんと柏木さんって…。