[坂本]

「なあ…男がそんな好きかよ」

じゃあ、キスしてやろうか

髪の毛を掴むと、顔を引き寄せ、頬に噛み付いた。

耳元で、男が叫ぶから、耳が痛い。

引き剥がして、口元の血を拭うと、青一がぐい、と俺の顔を此方に向ける。
それで、