「なんで、なんで平気なんだよ」 「なあ。名前は?」 黙った銀髪。 その手は赤頭の手を握り締めていた。 フられた、ってワケね。 「もう良いわ…おホモさんの死骸に負けたとか恥ずかしくて外歩けない」 「な……」 銃口を銀髪に向けた。 「誰が死骸だって?」 「あ、起きたの」