[竹之内]
「先生」
「『寺田組…寺田竜胆…』」
「おーい」
「マフィア…?」
「せんせえー」
坂本に知らせないと…
ノートパソコンのケーブルを引き抜くと、慌てて立ち上がり、一歩踏み出した。
「のわっ?!」
畳では無い、柔らかい感触を踏んずけ、こけた。
「…いたのか」
「ああ」
「…なんか、不機嫌そうだな」
「ずーっと前からいたの!」
睨みつけている坂本にごめんと言ってから、俺はなに?と聞いた。
「…ああ」
真朱のことなんだけどーーーー
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…