思わず叫ぶと、あるある、と生返事が返ってきて、ふらふらと彷徨って、
麦茶を飲んだ。
そしてチラリとこちらを見る。
「…食べて」
「てめえが腹減ったっつったから作ったんだろが!」
怒鳴ると、先生が項垂れて箸をまたふらふらし始めた。
「食いたくねえのかよ…?」
「いや、さっきまでグルグル鳴ってたんだけど」
真朱のこと考えたら、心配になってさ。
最近先生について分かったことは、頭ン中が真朱で一杯って事だ。
そりゃあもう生活に支障が出るほどに。
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