男の子は母親の所まで到着する……ハズだった…

それを…

別の……異形が…邪魔をして…

男の子を…取り込んで……しまった……


母親の顔がみるみる内に悲しみの表情に変わる…


俺はキレた!!

「ガ━━━━━━━━!!」

俺は左手だけで無く全身で吸収しだす

少し暖かいのが2つ流れて来た…きっとあの子供と母親だろう…
悲しむ暇も無く吸収を続ける

もう俺も意識は殆ど残って無い…視界が真暗だ…
それでも吸収し続ける

もうじきこの群体の核となる所に辿り着く…ハズ…