「おっしゃ!そろそろ行くか」

雄也が先に口を開いた。

寂しくて寂しくて
しょうがないよ…
でも 一緒に帰ってくれただけで満足だよ…

「うん…」

私がそう言うと
雄也がフッと笑った。