「沙羅!起きろぉ!」


まず私の朝は、


この怒鳴り声から始まる



「はいはい。起きてます」

嘘に決まってる


私がこんなはやく、


起きるわけない


まぁず、


起きたらかわいくない


ブレザーに腕をとおして、

かわいくもない


スカートに脚をいれる