可愛いわりに頭もいいらしい。

運動もできるらしい。

完璧じゃねーか・・・

翌日俺は、昴のところに行った。

「どうだった?俺の妹は?」

と昴がきく。

「・・・」

可愛かったなんて・・・

いえっかよ。

俺の考えていることが分かったのか昴は鼻で笑い

「まあ。お前が考えてることはわかるけどな」

といった。

「・・・」

なんもいえねー・・・

こいつ超能力者か?

て、俺はそんなの信じねーけどな。

「ほらよ」

昴は、一本ビールを差し出す。

俺はそれを受け取り喉に流し込む。

「沙緒子はな」

昴が言う。

「お前とあって帰ってきた時嬉しそうな顔してた。」

「嬉しそうな顔?」