だってだってだって! 桃の丘高校っていったら、あたしと同じ学校だよ!? これは興奮するでしょ!! 「…結愛。」 果歩がため息をつきながら、あたしに座るように託す。 あたしは唇を尖らせながらも、大人しく席についた。 周りのサルたちが若干引き気味にあたしを見ていたけど、どうでもいいし。 サルにどう思われようが関係ない。 健二くんに好かれれば、それで充分。