もう、あたしは夢心地。



もし…もしもだよ!

これで付き合うことができたら。


あたしが普段妄想でしてる、あーんなことや、こーんなことができるんだよ??


ヤバすぎるでしょ!



『きゃー!!!!』



興奮しすぎて、奇声を発するあたし。


もう、テンションはMAXを超えていた。



…だけど



「…ごめん、無理。」



その興奮に終わりを告げたのは、

あたしの奇声より何倍も響く、彼の甘い声でした。